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日本史についての雑文その30  文明の再生
ここまで、信長の出現から約150年が経過したことになります。そしてここから黒船来航まで約150年です。つまり激動期と激動期の間、一つの文明サイクル300年のちょうど中間点、折り返し点まで来たことになります。そしてここにきて、信長秀吉から受け継いで文明を創建した家康の国家百年の計の賞味期限が切れて、新しい方法論が求められる時代になってきたのです。
修正期後期の失敗は、単にやり方を失敗したとかいう問題ではなく、創業者の作り上げた方法論自体が通用しない状況変化が生じてきた結果なのです。かといって、かつての信長のような異質な新興勢力が台頭してきているわけでもありません。文明自体のシステムが救いようが無いほど行き詰っているわけでもありませんし、勢いが無くなっているわけでもありません。自助努力で事態打開を図っていかねばいけない時代なのです。

ここで必要なのは修正期で行ったような「行き過ぎの修正」などのような表面的手法の変更ではなく、文明スタイルは維持しながらも統治原理の根本的な大変革であり、それにより文明の再生、リニューアルを果たすことなのです。
家に例えると、形成期にやったことが基礎工事、確立期にやったことが新築工事、修正期にやったことが壁の全面塗り替えや庭の整備であったとしたなら、この改革期にやるべきことは内外装の全面的リフォームと補修ということになるでしょう。ここで大事なのは家の基礎部分は活かしているのであって、決して家の建て替えまではいかないのがポイントです。まだまだ補修すれば使えますし、まだ新築のための貯金、つまり「文明の蓄積」が十分に貯まってはいないのです。
このような大改革の必要性に迫られた場合、人間はまずとにかく焦って古いやり方を放擲して新しいやり方を模索します。それは一定の成果も上げますが、必ずそれに対する抵抗勢力というものも生じます。そうした試行錯誤がしばらく続いて、最終的には方向性が定まってきて成果が得られるようになってきます。
このまとまっていく時に必要となってくるのが「原点回帰」というスタンスであって、そうした保守的な安心感や求心力があってこそ、同時に革新的な改革を断行していくことが出来るのです。
つまり文明の確立期前期の精神に立ち返り「新たな創業」という姿勢を示しつつ、打っていく手は未来に向けた先進的な方法論であるという、保守性と革新性の絶妙のバランスが必要となってくるのです。
試行錯誤の末、こうした形に落ち着いていく期間が、改革期の前期の25年間といえるのではないでしょうか。この時期にあたるのがこの江戸幕藩国家の場合、だいたい1700年から1725年の時代となり、元禄赤穂事件前後の荻原重秀の財政改革から、新井白石の治世を経て、徳川吉宗の享保の改革が成果を上げて幕府財政がなんとか立ち直るあたりまでの期間に相当します。
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