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日本史についての雑文その140 起承転結
さて、この600年間の文明サイクル内の24の時代区分についてここまで説明してきましたが、この600年間は25年ずつの24の最小単位の時代区分が前期後期の2つずつ合わさった、50年ずつの12期に分類されます。それがつまり黎明期、胎動期、草創期、形成期、確立期、修正期、改革期、変質期、爛熟期、衰退期、解消期、残滓期の12期です。
そして、上記に説明した各期の特性を見ると、この12期はその特性の傾向別に、大略して3期ずつを1グループにした4部に分かれるように思えます。つまり、600年の文明サイクルは、150年間ずつの4部構成によって成り立つということです。

その4部とは、まさに文明が生まれてから消滅するまでの文明の生涯の物語の起承転結を表すものであり、「起の部」「承の部」「転の部」「結の部」という4部構成になります。
「起の部」は文明の誕生から少年時代というところで、黎明期、胎動期、草創期で構成され、そして「承の部」は文明の青年時代というところで、形成期、確立期、修正期で構成され、「転の部」は文明の壮年時代で、改革期、変質期、爛熟期で構成され、「結の部」は文明の老年時代からその死までにあたり、衰退期、解消期、残滓期で構成されます。

少年時代である「起の部」の150年間は、文明が生まれてすくすく育つ勢いはありますがまだ体力も弱く時代の主役にはなり得ていません。それが次の青年時代である「承の部」の150年間になると、一気に時代の主役を張るようになり急成長して「承の部」の終わりには文明のピークに達します。さて、ここからは勢いとしては下り坂ということになるのですが、真に成熟してくるのはこの次の壮年時代である「転の部」の150年間であり、ここでこそ真の大仕事を成し遂げることになります。そして老年時代である「結の部」の150年間になると体力も衰えて時代の主役の座から降りて、次の文明に遺産を手渡してから消えていくことになるのです。
だいたい文明サイクルを人間の人生に喩えるとこういう感じになります。つまり600年間の文明の生涯のうち、時代の主役を張るのは150年目から450年目までの真ん中の300年間ということになり、特にそのど真ん中の300年目あたりが文明のピークということになります。

そして複数の文明サイクルが同時代において150年ずつズレて重なり合っており、例えばB文明の「転の部」とC文明の「起の部」は同時代に同時存在して同時進行するのであり、B文明の「結の部」はC文明の「承の部」と同時進行し、C文明の「転の部」はD文明の「起の部」と同時進行し、C文明の「結の部」はD文明の「承の部」と同時進行するのです。
つまり、家族に喩えて言えば、Cという人物はBという親の青年時代の終わりの人生のピーク時に生まれて、Cの少年時代においてはBという壮年の親と一つ屋根の下で同居して育てられて、Cが成人して青年期に入る頃には親であるBは老人になり隠居して、一家の大黒柱はCに替わり、親であるBは老年時代を通して青年Cに財産を贈与していきます。そしてCの青年期が終わり人生のピークに差し掛かった頃、親であるBはこの世を去り、代わりにCにはDという子供が生まれます。そしてCはその壮年期において仕事を円熟してこなしながら一つ屋根の下でDを養育し、子供のDが成人して青年になると老人となったCは隠居して家督をDに譲り、その後の余生は青年Dに世話になりながらDに財産を譲っていき、それが終わるとこの世を去っていくのです。そしてその後、壮年になったDにはEという子供が生まれ・・・というふうに延々と家族が繋がっていくように、文明も重なり合いながら繋がっていくのです。

そして、だいたい人間も若い頃は目新しいものや外国のものが好きになり、年をとってからは古いものや伝統的なもの、日本的なものが好きになる傾向が強いものですが、この文明サイクルにおいてもそうした傾向はあるようで、「起の部」と「承の部」においてはどちらかというと外来価値観が強く、外来価値観によって既存の伝統的価値観が改良されていく傾向が強いのですが、「転の部」と「結の部」においては伝統的価値観が強く、外来価値観が伝統的価値観に習合して日本化されていく傾向が強いのです。
文明サイクルを構成する起承転結の4部の特徴をそれぞれ簡単に、ごく大まかに表現すると、「起の部」は外来価値観を吸収して文明が登場してくるフェーズであり、「承の部」は外来価値観によって伝統的価値観をリニューアルしながら文明が成長するフェーズであり、「転の部」は伝統的価値観によって外来価値観を日本化しつつ文明が成熟するフェーズであり、「結の部」は伝統的価値観を次の文明に継承させつつ文明が消えていくフェーズということになります。

ただ、例えばC文明の「起の部」は同時にB文明の「転の部」でもあるから、その時代のフェーズは、C文明を象徴する外来価値観を吸収してC文明が登場すると同時に、伝統的価値観によってB文明を象徴する外来価値観が日本化されつつB文明が成熟していく時代であるという重層的構造になっているといえるでしょう。
同様にC文明の「承の部」も同時にB文明の「結の部」でもあるわけですから、その時代のフェーズは、C文明を象徴する外来価値観によって伝統的価値観がリニューアルされてC文明が成長していくと同時に、B文明がC文明に伝統的価値観を継承させて消えていく時代でもあるということになります。
また、C文明の「転の部」は同時にD文明の「起の部」でもあるので、その時代のフェーズは、伝統的価値観によってC文明を象徴する外来価値観が日本化されてC文明が成熟していくと同時に、D文明を象徴する外来価値観を吸収してD文明が登場してくる時代でもあるということになるのです。
そして、C文明の「結の部」は同時にD文明の「承の部」でもあるので、その時代のフェーズは、C文明が伝統的価値観をD文明に引き渡して消えていくと同時に、D文明を象徴する外来価値観によって伝統的価値観がリニューアルされてD文明が成長していく時代でもあるのです。
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