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国民覚醒の兆候 第一部 歴史的変動 第12話    破れた核の傘
例えば核戦争に勝利するための態勢ですが、「日本はアメリカの核の傘で守られている」という通説が流布していますが、それはハッキリ言って虚構です。アメリカの核はアメリカを守るために存在しているのであって、日本を守るためにあるのではありません。
現在シナはアメリカ本土に到達するICBMを数十基保有しており、アメリカはシナ攻撃用の核兵器を極東や米本土にその何十倍も保有しています。このようにアメリカとシナの核バランスは完全にアメリカ優位なのであって、これをもって「日本も守られている」とする意見もありますが、それは勘違いです。

アメリカの核兵器はシナのICBMがアメリカ本土を攻撃してアメリカ市民に被害を与えた場合の報復用なのであって、そういう意味においては機能しています。
しかし、もしシナの核ミサイルが日本を攻撃した場合に、その報復のためにアメリカがシナを核攻撃すれば、さらにその報復としてシナのICBMがアメリカ本土を攻撃する可能性はあります。
もちろんアメリカは真っ先にシナのアメリカ攻撃用ICBMの基地を狙うでしょうが、仕留め損なったICBMが何発かアメリカに着弾する可能性はあります。
そうなると、アメリカはシナの米本土核攻撃を誘発する危険を冒してまで、シナの日本核攻撃に対する核報復攻撃を敢行するでしょうか。
もしそのようなことをすれば、アメリカ市民を守るために存在するはずのアメリカの核が結果的にアメリカ市民に対する危険を誘発することになってしまうのです。だからアメリカはこの報復核攻撃を躊躇うでしょう。
シナとしても、一度アメリカ本土を攻撃してしまえば必ずアメリカとの全面核戦争になり、そうなるとシナに勝ち目は無くなりますから、アメリカへのさらなる報復核攻撃は躊躇するでしょう。
そのように結局シナにアメリカ本土を攻撃する勇気は無いのだとしたなら、アメリカはそれを見越してシナに報復核攻撃をすればいいという考え方もあります。その考え方ならば、結局「日本を守るアメリカの核の傘」は機能しているということになります。
しかし、この考え方は両国の政治体制の違いを度外視した暴論です。アメリカは民主体制でありシナは独裁体制なのです。アメリカは市民の犠牲を徹底的に避けますが、シナは人民の多少の犠牲は気にしません。
アメリカの躊躇は「アメリカ市民に犠牲を出したくない」という躊躇であり、シナの躊躇は「戦争に負けたくない。独裁政権を維持したい」という躊躇です。どちらの躊躇が大きいかというと、アメリカの躊躇のほうがシナの躊躇よりは大きいでしょう。
だからといってアメリカがみすみす日本という戦略拠点から撤退するはずがありません。シナの暴虐を懲罰しなければアメリカの威信も失墜するでしょう。ですから確かに日本がシナから核攻撃を受けた場合にはアメリカとシナの間で戦争は起こります。しかし、上記の両国の躊躇は「核抜きの戦争」という暗黙の合意を導き出すことになるでしょう。
これは、既にシナのほうが日本に核を使用しているわけですから、それに対してアメリカが仕掛ける報復戦争が「核抜き」になるということは、アメリカの譲歩ということになります。しかし、上記のようにアメリカのほうが躊躇がより大きいのですから、アメリカのほうが譲歩することになるのは当然です。

また、アメリカがこうした譲歩を決断するもう1つの大きな理由は「通常兵器同士の戦争においても絶対に勝てる」という自信があるからです。確かにそれでアメリカが勝ってシナ政府が倒れるようなことがあれば、それはシナ政府の望むところではないわけですから、シナはそれを見越して結局、最初の日本への核攻撃自体を躊躇するという考え方もあります。しかしそれも浅薄な考え方です。
まず「アメリカが通常兵器同士の戦争で絶対に勝てる」という前提が怪しい。確かに装備が全然違いますから、戦闘ではアメリカが百戦百勝するでしょう。だからアメリカが負ける可能性は0%です。しかし広大なシナ大陸においてシナに戦争において決定的な敗北を与えることが出来るかどうかというと、それは「絶対に」というわけにはいかないでしょう。日支事変がいい例です。
確かに戦争はやってみないと分かりませんから、やってみたら案外アメリカがあっという間に勝つかもしれません。しかしここで問題としているのは抑止力の問題なのです。問題は、シナが伝統的にそうした自国領に敵を引き込み持久戦に持ち込む戦い方に自信を持っているという点です。
またアメリカの現在の世界戦略がそもそも「海からの封じ込め」を主体とした戦略であり、ユーラシア大陸の奥深くまで攻め込むという戦略は忌避しているということです。もちろんシナもそうしたアメリカの戦略は知っていますから、ますます通常戦争で持久戦に持ち込めば「勝てないまでも負けない」という自信を深めるでしょう。
結局、シナが恐れているのは「アメリカとの全面核戦争による決定的敗北」であって、戦争そのものを恐れているのではないのです。戦争はむしろシナは好んで起こしてきました。体制引き締めの必要性などの国内事情によって何度も戦争を起こしてきたのが戦後のシナ政権です。シナが決定的敗北を喫する可能性のある全面核戦争という選択肢をアメリカが捨てた瞬間、シナに対する抑止力は崩壊すると思えばいいでしょう。
もちろんシナも、決定的敗北でないとはいっても、出来れば負けたくはない。通常戦争とはいえ、現在アメリカと戦争すれば負ける可能性のほうが高いのですから、出来るだけ戦争は避けます。ですから日本に核ミサイルを発射するようなことは現在はしていません。しかし抑止力のハードルは相当低下しているということになります。「戦争してもいいんだけど、今やれば負ける可能性が高いからやらない」という、単なる政策判断に過ぎないのです。
おそらくアメリカとシナが現時点で戦争をすればシナ勢力は東シナ海から駆逐されてユーラシア大陸に封じ込められるでしょう。結局日本は守られることにはなりますが、その前に核ミサイルが降り注いでいるのならば、その守られた日本列島はアメリカにとっての不沈空母の役割しか果たさないかもしれません。

それはそれとして、ユーラシアに封じ込められたシナが最も恐れることは、それによって独裁体制の威信が失墜して政権が崩壊することです。それを恐れるが故に、シナはアメリカとの戦争を恐れ、日本への核攻撃も一応躊躇するのです。つまりシナ政府にとって、とにかく至上命題は「独裁政権の維持」ということなのです。
となると、逆に「独裁政権の維持」のために戦争も辞さないというような事態の場合はどうでしょうか。あるいは、もっと極端に言えば「独裁政権の維持」のために不可欠な戦争というものもあります。実際、戦後のシナの戦争は全て、こういう戦争でした。
こういうシナにとっての至上命題である「独裁政権の維持」のための戦争をシナが恐れることはないでしょう。むしろ、戦争が起きないことのほうを恐れるはずです。だから、こういう場合のシナに対しては抑止力というものはほとんど効果を発揮しません。
つまり、シナの独裁政権の支配が揺らぎ、対外戦争を起こすことによる体制引き締めをシナ政府が必要とした時、アメリカとの戦争を恐れることはないということです。
その場合、唯一シナ政府が恐れるのは「アメリカとの全面核戦争による決定的敗北→体制崩壊」なのですが、それについては「アメリカ本土を核攻撃しない限り、核抜きの通常戦争をする」という暗黙の合意が期待されます。
通常戦争ならば、あわよくばシナが勝てるかもしれないし、よしんば負けたとしても、ユーラシアに引き篭もって臥薪嘗胆を訴えれば国内は引き締まって当初の目的は達成されるということです。
もちろん、ユーラシアに追い込まれた時点で政権が崩壊するというリスクもあります。しかし、もともと政権の動揺を抑えることが戦争の動機なのですから、戦争をしなければどうせ政権は崩壊していたと思えば、多少のリスクは覚悟することは出来ます。
そして、おそらくこの場合、政権は崩壊しない可能性が高いでしょう。何故なら、通常戦争で多少敗れても、シナの核兵器が無傷で残っていて、その核抑止力が崩壊していない限り、また雪辱戦の余地は残っているのであり、シナ政権の威信は揺らがないと思われるからです。
そもそもアメリカが徹底的にシナを追い詰めて崩壊させないのは、その「封じ込め戦略」によるものもありますが、本質的にはシナの核の暴発を恐れてのことになるでしょう。シナの核抑止力を崩壊させない限り、シナ政権を倒すことは困難なのです。
こういう感じですから、シナは政権維持のために戦争が必要な状況に至れば、全面核戦争以外のアメリカとの戦争は躊躇しません。そして日本への核攻撃がアメリカとの全面核戦争につながらないと判断すれば、日本への核攻撃を躊躇することはありません。
おそらくアメリカは、自国に1発もシナの核ミサイルが着弾しないという保障が無い限りは、シナの日本核攻撃に対する報復核攻撃を決断することはないでしょう。そして現在、そうした保障は存在していません。ですから、日本をシナの核ミサイルから守るアメリカの核抑止力は破綻しており、「アメリカの核の傘」は破れているということになります。
まぁそれでも、それはシナがどうしても戦争をせざるを得ないような状況に追い込まれた場合の話であって、平時においてはシナはそこまで無茶はしません。また、なんといっても日本はアメリカの最重要拠点であり、また在日米軍に核被害など出ればアメリカは全面核戦争も辞さない可能性もあります。
それら諸々の条件を考え合わせて、日本を守る核抑止力は本質的には破綻しているが、それほど安易にシナが日本を核攻撃できる状況ではないといえます。
但し、アメリカの政策変更によって日本の戦略拠点としての重要度が低下したり、在日米軍が撤退したりすれば、状況は悪化していきます。
とにかく、現状はシナが現在アメリカに対して穏健路線を採っているから運よく日本が核攻撃を受けずに済んでいるという状況であり、日本の運命はシナの気分ひとつに握られているということになります。
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