KNブログ


プロフィール

KN

Author:KN
気紛れにエントリ更新してしまいました。これからはのんびり気紛れなペースで、書き上がり次第に更新していきます。

メールアドレスはこちら
jinkenbira@yahoo.co.jp 

未来のために生きながらも、引き続き



ブログランキング

人気blogランキングへ



FC2カウンター



最近の記事



カテゴリー



リンク

このブログをリンクに追加する



最近のコメント



最近のトラックバック



月別アーカイブ



ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる



ブログ内検索



RSSフィード



スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


国民覚醒の兆候 第一部 歴史的変動 第14話    国防軍
また通常戦争に勝利するための態勢ですが、日本防衛に関して求められる日米同盟側の通常戦力というものは、日本を防衛し、日本海・東シナ海・日本南方の太平洋の制海権・制空権を確保し、さらにユーラシア大陸に封じ込めた敵の策源地を攻撃する能力ということになります。ユーラシアの奥深く攻め入って敵を占領する能力は必要ありません。
そして、今後はこの地域内のうち日本の排他的水域内は全面的に日本が担当し、排他的水域外は日米が対等に分担するのが適当だと思われます。
この日米の通常戦力は、この地域に侵攻して日本の領土領海を侵そうとするシナの通常戦力に比べて兵器の性能において圧倒的に優位に立っています。それくらいシナの日本侵攻能力は現時点では貧弱だといえます。

しかしそれでも日米同盟側がシナに比べて優位に立っているかというと必ずしもそうではなく、むしろ不安要素は盛りだくさんです。まず今後日米対等に分担する海域をカバーする自衛隊の戦力が足りず、しかも集団的自衛権を行使できないため米軍と共同作戦が展開出来ない点、そして自衛隊に敵策源地攻撃能力と権限が無い点、そして自衛隊が軍隊でないという点です。
現在でさえこれほど不安要素があるのですから、今後シナ軍が近代化されれば抑止力は全く機能しなくなるでしょう。

それぐらい、自衛隊が軍隊でないという点は致命的なのです。最近「自衛隊は精強だ」というような説がよく唱えられますが、そもそも自衛隊は戦うことが出来ないのですから、強いとか弱いとかいう問題ではないのです。それでも敢えてどちらか決めろと言われるなら「弱い」と断言するしかないでしょう。
確かに、武器兵器を扱う技量に関しては相当のものがあるようですが、そんなものは大して価値はありません。いい大人が高い玩具で遊んでいるようなものです。
とにかく軍隊でないのですから戦うことが出来ないのです。一般人が正当防衛で抵抗するのと同じ権限しかないのですから、「専守防衛」などという自分勝手な理屈でしか武器の使用も出来ないのです。そもそも「専守防衛」というのは他人を守るという発想ではないのですから、軍隊ならば「専守防衛」などという無責任なポリシーは決して持ちません。
このような「まず敵の第1撃をあえて食らう」ことを前提とした軍隊など世界中どこにもありません。そんなことをしていては必ず負けますし、負けなかったとしても、まず間違いなく被害が出ます。軍隊の被害ならまだ仕方ないですが、一般人に被害が出ます。そんなことばかりしている軍隊は一般人の信頼を失い、孤立して結局敗れます。「専守防衛」は必敗の思想なのです。
実際、シナ軍も自衛隊の能力の高さは認めつつも、決して自衛隊を脅威としては認識していません。実際の戦闘になれば、先制攻撃の出来ない自衛隊など、簡単に蹴散らせることを承知しているからです。

また、自衛隊が弱いという最大の理由が、自衛隊は軍隊でなく、戦争をしないという前提になっているため、仮想敵というものを作れないという点があります。自衛隊の戦略目標は漠然と「日本を守ること」であり、例えば「シナ軍に勝つこと」ではないのです。
つまり自衛隊は「シナ軍に勝つため」の研究や作戦立案などが出来ないのです。一方、シナ軍のほうは「日本の自衛隊に勝つため」に徹底的に研究して作戦を立ててきます。これでは勝負にならないでしょう。
先だってのワールドカップの日本代表と同じです。日本チームは「決勝トーナメント進出」などという漠然とした目標しか持っていなかったことに比べ、オーストラリアチームは「日本代表に勝つため」に徹底した研究と戦略で臨みました。実力は日本のほうが上だったと思いますが、日本チームには「戦う思想」が無かったため敗れたのです。

とにかく日本を守りたければ、自衛隊を一度解散して、国防軍として一から作り直して、集団的自衛権の行使を認めて、専守防衛の思想は廃棄して、軍隊としての交戦規定を徹底し、国防方針を根本的に作り直して「シナに勝てる国防軍」を目指し、上記の地域海域を防衛して更に敵策源地攻撃能力と権限、規模、装備を与えるようにしなければいけません。
特に今は、東シナ海と太平洋におけるシナ潜水艦の跋扈を許さないような、あらゆる措置をとる必要があります。シナの当面の目標は南西諸島以西の海域のシナ軍にとっての聖域化であり、続いてマリアナ諸島以西の聖域化を狙っています。つまり日本側の戦略は、このシナの戦略の裏返しであるべきなのです。
このシナの戦略を防ぐためには潜水艦の増強と、対潜能力の向上、海中の潜水艦監視システムの導入が急務です。シナの海洋戦略が潜水艦を基本としたものであることが明白である以上、それに対処するのが当然です。こんなオーソドックスなことがまともに出来ないのも、平和憲法体制のせいです。
ちなみに、東シナ海や日本海において日米対等分担で敵策源地攻撃能力を持つということは、わかりやすく言えば、日本も東シナ海と日本海に1隻ずつ、合計2隻の空母を保有すべきだということです。そして横須賀の米空母1隻と、有事にはもう1隻増援される米空母、合計4隻の日米の空母を極東で臨機応変に運用できるようにするということです。このシステムで日本防衛だけでなく、朝鮮半島や台湾もカバーするのです。そしてその空母の安全を確保するのがイージス艦と潜水艦というわけです。

とにかく現在の自衛隊がそのまま国防軍に移行するのではもう駄目です。現在の自衛隊は専守防衛思想に染まりきった単なる公務員の集団に過ぎず、戦闘組織としては警察よりもよほど脆弱です。一度完全にぶっ壊して、新たに戦闘集団として作り直すつもりで取り組まなければ単なる税金泥棒のままでしょう。
実際、新防衛大綱の作成において、財務省の売国ぶりばかりが目につきますが、むしろ薄気味悪いのは、それに対して自衛隊、特に海上自衛隊と航空自衛隊が驚くほど従順だったということです。もう自衛隊は国家国民を守るという意識を無くしてしまい、単に「専守防衛」という自らのアイデンティティーを守ることのみに腐心する役人になり下がったと判断せざるを得ません。不幸なのは、そんな連中に生命を託する一般国民です。
かつて自衛隊を「税金泥棒」などと呼んでいた左翼の連中が今では「自衛隊は精強だ」などと褒めて、私のような者のほうが逆に自衛隊を「税金泥棒」と呼ぶのです。よほど左翼は現在の自衛隊の「税金泥棒」ぶりがお気に入りなのでしょう。
とにかく現有の自衛隊戦力は少なすぎます。国防軍に改組された際には、陸上兵力だけで最低でも35万人くらいは必要でしょう。海上兵力と航空兵力も、その担当範囲の拡大や対米分担比率の上昇に応じて増強すべきです。陸上兵力の35万人のうち、10万人(戦闘部隊総計3万人、支援部隊総計7万人)は、海外展開用とすべきですから、日本防衛のために残るのは25万人でしかなく、これぐらいが適正レベル、というかこれでも少し少ないくらいです。
日本防衛の国防軍兵力のこうした手薄さをカバーするためには、国防軍に出来るだけ余分な負担をかけないために、災害支援、テロ対策、治安確保のために働く別組織を充実させ、さらに国民自身が自らを守る民間防衛思想の徹底と、軍民協力の進展を図る必要があります。
仮にこれらの準備が全て整ったとしても、それでもまだ根本的に駄目です。日本には危機管理のまともなシステムすらありませんから、どんなに立派な組織を揃えていても、いざ何か起きれば、まともな指揮系統も機能せず紛糾しているうちに国が滅びていることでしょう。首相を頂点とした危機管理体制の構築が望まれます。

シナは2020年までに日本侵攻を実現するという計画ですから、日本としては、これらの態勢を遅くとも2015年までに完成させておきたいところです。欲を言えば2010年までに完成してもらいたいのですが、さすがにそれは難しいでしょうから、2010年までには最低限でも危機管理体制の構築と集団的自衛権の容認、専守防衛の破棄、自衛隊を軍隊と認定し、南西諸島方面の陸海空の兵力の増強がなされていればいいということになるでしょう。

極東の冷戦における核戦争や通常戦争に勝利するための態勢としてはこういう感じになりますが、こういった施策の大前提として世論形成が大変重要なのであって、その部分に大きく関わるのが宣伝戦や謀略戦ということになります。この文章のメインテーマである人権擁護法案もその部分に密接に関わってくるのです。
ここでやっと本文章のメインテーマである人権擁護法案が出てきたわけですが、続いて第二部では極東圧制国家群から仕掛けられた宣伝戦や謀略戦を追いかけていきつつ、国民が少しずつ覚醒し始めていった経過などを簡単に追っていきつつ、そこに人権擁護法案を登場させていきたいと思います。


●第一部終わり 第二部「現代史概観」につづく

スポンサーサイト
人気blogランキングへ 応援のクリック 宜しくお願い致します。

この記事に対するコメント

この記事に対するコメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する


この記事に対するトラックバック




上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。